革靴をお手入れする際の基本はブラシ。一昨日のブログでお伝えした内容です。それではブラッシングをしても、革靴の表情がイマイチのときはどうするか?
クリームの出番です。革靴に塗るものは色々とありますが、ビンに入ったハンドクリームのような柔らかさのもの(ラベルに乳化性と書いてあるもの)を選んでください。革靴の色がよほど落ちていない限りは、無色(ニュートラル)のクリームで問題ありません。
ポイントはクリームの塗る量と塗り方。
専用のブラシを使います。
一回に取る量はこのくらい。沢山塗ってもベタつくだけで良いことはありません。
そして塗り方。「表面の擦れ跡が気になる」「ツヤをしっかり出したい」そんな部分は、このようにブラシをしっかりと押さえつけてクリームを刷り込みます。
少量のクリームを革にしっかりと刷り込む、これがクリームを塗る際のポイントです。この後は一昨日にご紹介したブラシで、全体を思い切ってブラッシングしてください。クリームを吸収するタイプの革であれば、この流れでだいぶ綺麗になります。