オーダーの流れ

来週末は仲町台のEuphonicaさんにお邪魔して、オーダー会を開催させていただきます。

Euphonicaさんのサイト経由でこちらのブログをご覧になっている方もいらっしゃるかと思いますので、今回はオーダーの流れをお伝えいたします。

まずは足の計測です。足の長さ、周り寸法などを測ります。

計測したデータや足の形状を元に、サンプルシューズ(メンズサイズ230〜290、レディスサイズ220〜255)を履いていただきます。

こちらのサンプルシューズは外を歩いていただくこともできます。シワが入ることを気にする必要もございませんので、遠慮なく店外を歩いて履き心地を確認してください。

「250だと小指が当たる。255だと指回りは良いけれど、カカトや甲周りが緩い。」

このような状態の場合は、”乗せ甲”といった調整を木型に施してから製作することができます。(このケースだと250の小指部分に乗せ甲をします)

画像のように足が当たる部分に革を当てることで、完成した靴の該当部分にゆとりを持たせることができます。乗せ甲による調整を施してもアップチャージはかかりません。

次にデザインを選んでいただきます。丈が短い靴の基本デザインは3種類です。
(2024年4月から、メンズにUチップが加わりました)

プレーン

パンチドキャップ(つま先切り返し部分の穴飾りは無しにもできます)

ウィングチップ(こちらも穴飾り無しができます)

デザインと同時に靴の製法、使う革底材についてもお話を伺います。

靴の製法はマッケイ製法(もしくはマッケイ+セメント製法)、グッドイヤーウェルト製法、ハンドソーンウェルト製法の3つからお選びいただきます。
製法は履き心地だけでなく、完成した靴の見た目にも大きく影響します。また製法によって使える底材も変わってきますので、「製法」「革」「底材」については同時にお話できればと思います。

靴の製法が確定すると基本価格が決まります。

マッケイ製法が¥86,900、グッドイヤーウェルト製法が¥102,300、ハンドソーンウェルト製法が¥115,500です。
革の種類によってアップチャージが発生しますが、基本価格のままオーダーできる革も多数ご用意しております。

プレーン、パンチドキャップ、ウィングチップはブーツでのオーダーも可能です。

(画像左がパンチドキャップ、右がウィングチップのブーツ)

ブーツの場合は基本価格にアップチャージが発生します。(革の種類によって金額は変わります)

ブーツにはもう一型チャッカーブーツもございます。

こちらに過去の製作事例をまとめておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。仕上がりのイメージがつかみやすくなると思います。

お渡しまでの期間はおよそ4ヶ月です。

以上がオーダーの流れですが、足の計測とサンプルシューズの試し履きだけでも遠慮なくお声掛けください。できるだけ多くの方にdelightful toolの靴の履き心地を体験していただければ幸いです。

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