クリームは”塗る”より”刷り込む”

シューケア、靴磨きを行う目的は主に2つあります。一つは革靴のコンディションを整えること。皮革に適度な潤いや柔軟性を与え、靴を長持ちさせます。もう一つは靴を綺麗に見せること。擦れ跡などを目立たなくして、ツヤを与えます。

シューケア、靴磨きの楽しさはこの「ツヤを出す」部分だと思います。乾燥した革に潤いとツヤが戻った瞬間が嬉しくて、靴を磨いているという方は多いはずです。私もそんな一人です。

革の種類にもよるのですが、ツヤを出すためには一つポイントがあります。これも革靴を通じて色々な方とコミュニケーションを取る中で気づいたことです。

161205_1

ツヤを出すために大切なのはクリームの塗り方です。このようにクリームをしっかりと刷り込みます。クリームを塗るためのブラシ(ペネトレイトブラシ)を革にグッと押し付けながら、グルグルと動かす。その後、コシがあるブラシ(豚毛や化繊)で靴全体をブラッシングします。

表面の加工が少なく、クリームを吸収しやすい革には効果が高い方法です。ツヤがいまいちと思った時には是非お試しください。

ホーム お手入れについて クリームは”塗る”より”刷り込む”
note
Instagram
X
facebook