昨年の秋から履いてきた黒のブーツ。
ゾンタのOLD ENGLANDで作ったものです。
平面で見た時の上品な印象、触った時のコシの強さは靴になってしっかりと実感できました。
特にコシの強さによるホールド感。履き慣らしで足が痛くなるといったことはありませんでしたが、タンニン鞣しの革に比べて少しづつ足に馴染ませていく必要がある革だと思います。それだけしっかりとした強い革です。
ヨーロッパのタンナーが手がける他の綺麗な革に比べると、ツヤは抑え目。この控え目な印象が私は好きです。
経年変化は良い意味で緩やか。その分、じっくり長く付き合っていける強さがあります。
ゾンタのOLD ENGLANDを実際に履いてみた印象は、靴に「剛性」「控え目な上品さ」「耐久性」をプラスしてくれる革。このような点を革靴に求められる方にはお勧めの素材です。