2週間ほど前にグラウンドカバーとして庭に植えたクラピアが、少しずつ広がってきました。
5~10月にかけて一気に広がるようですが、真夏日はクラピアにとって良い一日だったのでしょうか?
今日は昼前に、気になっていた革を見るため浅草方面に出てきました。
こちらは私がカットした革のサンプル(ゾンタのOLD ENGLAND)です。
このカットサンプル10センチ×10センチの正方形は、革一枚のサイズを測る基本。10センチ平方は1デシと言い、これを基準にして「この革は1デシあたり◯円で、◯◯デシのだから…」と革一枚の値段が決まっています。
革を購入する時はデシ単価(1デシあたり◯円)がもちろん気になります。ただそれと同時に気にしているのは、一枚の革から何足の靴を作れるか。
一枚の革は、靴作りにおいて隅々まで使えるわけではありません。デシ単価が安くても靴として使える部分が少なければ一足あたりの材料費(革代)は高くつきます。逆にデシ単価が多少高くても靴として使える部分が多ければ材料費は抑えられます。
天然素材ゆえの難しさとも言えますが、こんなことを色々考えながら革を選ぶのも楽しいものです。
ちなみに今日見てきた革、靴にするのがワクワクするような非常に良いものでした。ご紹介は少し先になると思いますが、是非ご期待ください。