店頭に並べているこちらの2足は、どちらも数年間履いてきた私物です。茶色の靴は革の状態や、色の変化が楽しいです。普段の服装との合わせやすさもあり、ここ5年くらいは茶色の革靴ばかり履いていました。
しかし最近は黒靴を履く機会も増えました。
既成品として展開しているこちらのプレーントゥを履くようになって、黒靴に対する考え方が少し変わりました。
黒の革靴はカッチリしていて重厚。ありがちなイメージに囚われていました。実際に履く機会が増えても、そのイメージは確かにあります。ただ、今はそれを良いイメージとして捉えています。茶靴に比べてカッチリ、重厚な黒靴は装いに落ち着きを与えてくれる存在なのだなと。
スーツに合わせる黒靴でなければ、素朴さがある革(綺麗過ぎない革)を選ぶと重宝します。ざっくりした生地のセットアップ、ジーンズやチノパン×ジャケットはもちろん、もっとカジュアルなスタイルでも履きやすいです。
このバランスは黒靴の中ではカジュアル寄り。底周りの仕様次第でカジュアル色は薄めることができますので、そこはお好みで。
黒靴、今更ですが良いです。落ち着き、安心感…履く人それぞれが感じる黒靴の良さをもっと知っていきたいです。