靴の製作に入るまで

昨日は靴の仕上げをご紹介しましたので、今回は靴の製作に入るまでのお話をしたいと思います。

 

足の計測はメジャーなどを使って行います。

計測したデータを元に、足に合ったサイズのサンプルシューズをご用意します。実際に履いて外を歩いていただき、フィッティングを確認します。

 

木型を削ることはできませんが、親指や小指などが当たる場合はこのような調整を施します。

 

お選びいただいたサイズ、デザインの型紙に合わせて革をおおよその形に裁断(荒裁ち)します。調整した木型、荒裁ちした革、中底などの副資材はまとめてANCHOR BRIDEさんのアトリエに送ります。ここまでが靴の製作をスタートしてもらうまでの工程です。

私は靴を形にできる職人ではありませんが、より良いフィッティングやお客様への十分なご提案のために上記の工程を自身で担当しています。このような流れがお客様と職人さんの橋渡しや、オーダーで感じてしまう敷居の高さの払拭につながればと考えております。

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