昨晩、久しぶりにまとまった雨が降りました。想像以上の雨でしたが、足元はオイルを含んだ起毛皮革の靴でしたので助かりました。
雨に降られた時、このように革が濡れてしまうと焦ると思います。
時間が経てば水滴の跡が。
昨日のブログでもお話した通り、水染みの原因は濡れている部分と濡れていない部分があることです。
対処法はいたってシンプル。全体を水で濡らしてしまいます。画像の革は水を含ませたタオルを押し付けながら、全体に水を染み込ませたものです。革の表面は擦らないように気をつけます。
乾燥後。水滴の跡は残っていません。
水拭きはこの手の革であれば有効な対処法です。ただし革によっては水に濡らすことで、色が一気に抜けるなどのトラブルが起こる可能性があります。目立たない場所で水拭きのテストをする必要がありますので、その点はご注意ください。