桜が散ったと思ったら気温はぐんぐん上昇。明日の関東地方はかなり暑くなりそうです。そんな中ではありますが本日はチャッカブーツの紹介です。
こちらはいつもお世話になっている仲町台の洋品店Euphonicaの店主、井本さんにお作りした一足です。(同仕様でのオーダー価格は税込¥102,600です)
革はイタリアのタンナー、インカス社のレジーナ。しなやかできめ細かい子牛の革(カーフ)です。
製法は9分仕立て。本底は革底1枚で仕上げたシングルレザーの仕様です。
外ハトメはつや消しのゴールド。やはり茶色の革との相性は良いです。
タイトルの通りキレイなチャッカブーツのお手本となる一足に仕上がったと思います。そんな一足ですが革底を縫い付けているミシン糸を見える仕様(ミゾ仕上げ)にするなど、気を張りすぎないバランスになっているところが井本さんらしいです。
本日お会いしてお話を伺ったところ、履き心地もご満足いただけているようでした。9分仕立て特有のしなやかさを感じていただけているようで良かったです。
日々の足元を支える一足として活躍してくれることを願っております。どうか末永くお付き合いください。