水との付き合い方

日中の気温は上がっていますが風が強いです。夜には気温が下がりそうですし、まだまだ防寒対策は欠かせません。

防寒対策のポイント、首回り。チクチクが苦手ということもあって、私はこんなストールを使っています。

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こちらはm’s braqueのセネガルストール。独特の風合い、着用感、どれも気に入っています。

新品の時はもっと光沢がありましたが、水に通すことでこのような質感に変化してきました。「水を通せる」ことはストールを選ぶ際の大切なポイント。手持ちのストールは水を通せるものばかりですので、気軽に洗えていつでも快適です。

 

さて、この「水を通せる」というのは革(革靴)選びでも大切なポイントです。

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「水を通せる」と言うと大げさですが、ある程度水を吸ってくれる革の方が何かと扱いやすいです。

雨や雪で革靴が濡れたタイミングで、表面に白い汚れが浮いてくる”塩浮き”や、凹凸ができてしまう”銀浮き”といったトラブル。これらは革靴を水拭きや水洗いすることで解決できるケースが多いです。そのため革表面の加工などが強くて水を通しにくい革は、この手のトラブルの対応に困ってしまうのです。また日常のメンテナンスにおいても水を通してくれる革の方が、クリームによる補色がしやすかったりと手入れのやり甲斐もあります。

水は革の大敵ではなく、上手く付き合っていくもの。そのように考えていただくと、革靴をもっと楽しむことができると思います。

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