前回のブログでご紹介した黒のカーフ(INCAS社のPARMA)で作ったサンプルシューズ。
9分仕立ての外羽根パンチドキャップトゥです。
キャップ切り返し部分の穴飾り(パーフォレーション)は大小の組み合わせ。親子穴と呼ばれる飾りです。
底周りはボリュームを抑え目にしました。(ダブルの平ウェルトです)
本底はビブラムの2055ソール。delightful toolでは初めて使う底材です。
見た目はダイナイトに似ていますが、ラバーそのものが違うので履き心地も異なります。履いてみた感覚としては、グリップ力が強く滑りにくい。良い底材です。
このサンプルシューズは甲革と底材の組み合わせ、PARMAの経年変化などを確認するために自身で履き込んでいきます。経年変化の様子は、折を見てお伝えしていければと思います。