店頭に並んでいる靴を手で持つと、ものによって重さが違います。ズシッと重さを感じる靴から、アレッと思う軽さの靴まで様々です。
靴の重さは、靴を構成するあらゆる部材の重さの合計。その中でも靴の重さを大きく左右する部材は底材(ソール)です。
スポンジや発泡させたゴム素材の底材は軽いです。ビブラム社の2060ソールや2810ソールがこの手の軽い底材です。
ゴム素材で厚みがある底材は重いです。同じビブラム社の底材でも、700ソールはズシッと重さを感じます。
靴の重さに関しては様々な考え方があります。delightful toolでは、その靴を履くシチュエーションやお客様のお好みによって軽い底材をお勧めすることも、重い底材をお勧めすることもあります。
靴の重さは、履き慣れた感覚から大きくずれてしまうと違和感があるはずです。一人一人に合わせた「つい履きたくなる一足」をお作りできるよう、重さも含めたご提案を続けていきます。